全国のフォルクスワーゲン ティグアン乗りの皆様こんにちは、けんころです。
フォルクスワーゲンのティグアンに、TDI(クリーンディーゼル)と4MOTION(AWD)を搭載した新しいティグアンの試乗をしに、いつもお世話になっているフォルクスワーゲン相模原橋本店へ行ってきました!
試乗させてもらったのは、ティグアンTDI 4MOTIONのハイラインで、DCC+レザーシートパッケージのオプションが装着されていました。
ボディーカラーは、「タングステンシルバーメタリック」でした。
そのため、標準の18インチホイールから、DCCパッケージに含まれるオプションホイール7Jx19インチが装着されてました。タイヤサイズは、235/50/19で装着されていたタイヤは、ピレリのスコーピオンVERDEでした。同じ19インチでもホイールもタイヤもRラインとサイズが違いますね。
Rラインは、255/45/19で8.5Jx19インチなので、リム幅もタイヤ幅もRラインのほうが大きいですね。排気量も重量もほぼ同じだとすると、バネ下重量が多いRラインのほうが少しバタつく感じがあるかもしれないですね。
リアビューはいたって普通です。TSI版と全く変わりません。
しかし、違うのはここ!!
そうです!ようやく4MOTIONエンブレムが装着されていました!!
4MOTIONのリアバッジ、ま、まぶしーっす!
でも、カタログの車体にあった、「2.0TDI」というエンブレムはないんですね。どっちが正しいのかな。
N氏からの情報によると、2.0TDIのエンブレムはカタログと同様にちゃんと装着されるそうです(これから納車される方へ)。ただ、なぜかそのエンブレムだけ遅れていて、ディーラーに届き次第、貼り付けるらしいですよ!
今回のマイナーチェンジ?からRラインとハイラインに標準装備になったパワーテールゲートです。僕が買ったRラインはテクノロジーパッケージをつけることで装着されたオプションだったので、実質値下げになるんでしょうね。
バンパーの下に足を入れてリアゲートを開けられるのは、両手がふさがっているときの買い物などは非常に便利です。運転席からもリアゲートを開けられるので、ゴルフ場に乗り入れたときなんかに使えますよ!
トランクです。ここは変更はなさそうですね。トランク容量は615Lあります(ただし、リアシートを前にスライドしたとき)。リアシートを倒せば、1655Lもの容量があるので、ゴルフバッグ積み放題です。
あ、ゴルフバッグがどのくらいティグアンには積めるのかというのは、前にブログ書きましたので、↓からどうぞ!
もう一つ、TDIというのがわかりやすいポイントがココ、給油口です!
間違ってハイオク(ガソリン)入れないようにしないといけないですね。それから排気ガスを浄化するためのAdBlueを入れる口がありますね。TDIなのでガソリンではなく、軽油容量63Lです。TSI(ガソリン)エンジン車は60Lなので、少しだけ増えてるんですねー。
このハイラインは、レザーシートパッケージ装着車なので、メモリー付きのパワーシートが付いていました。レザーの質感はパサートのナパレザーシートとは違って、どちらかというとゴルフとかゴルフヴァリアントにつく革シートのようで、少し固めのレザーでしたが乗り心地は良かったですよー。
ちなみにパサートのナパレーザのレビューと、ゴルフのディナウディオエディションのレザーシートのレビューは↓からどうぞ!
フォルクスワーゲン公式サイト。多彩なモデル情報や、ディーラー検索、試乗車/展示車検索、デジタルカタログ、見積りシミュレー…
フォルクスワーゲンのDYNAUDIOオーディオが気になっている全国のユーザーの皆様こんばんは。 先日、ティ […]…
ゴルフ7ヴァリアントに乗っていたときはレザーシートだったのですがメモリー機能が付いていなかったので、僕と妻が乗るときにはそれぞれシートを前後させたりするのが面倒でした。動作も遅いしね。
ただ、メモリーがあると、①シートの位置、②ミラーの位置、などを予めリモコンキーに登録しておくことができます。なので、例えば僕が自分のキーで開けると、僕の設定に合わせて自動にシートが動いてくれる・・・ってことかな^^;
ハイラインにはペダルカバーセットはついていません。オルガン式でもないです。ちょっとペダル位置は高めなので、少し足首がつりそうになることもありますが、そこはシートとハンドルの位置のセッティング次第ですね。
ナビは、2世代目?のディスカバープロです。音量等のダイヤルや、メディア切り替えのボタンがなくなり、画面サイズも9.2インチへ拡大していますので、画面に表示される情報も増えて、さらに解像度も上がっているような感じがするのでとても見やすいです。
スマホみたいにツルッとしているので、画面には保護液晶シールみたいなのを貼ってもいいですね!
デジタルメータークラスター「Active Info Display」は、見た目は変わっていませんでした。
ただ、写真はないですが、メーター中央に表示するナビゲーションマップは、このディスカバープロから拡大縮小ができるようになっていました。
これは同じデジタルメータークラスターの僕のRラインのものではできないので、すこーしですが改良されているようですね。ちょっとうらやましい・・・。
そして4MOTIONの証がここに!
4MOTIONアクティブコントロールです。これで、オンロードモード、オフロードモード、スノーモード、オフロードカスタムモードをダイヤルを回して選択することができ、真ん中のMODEボタンを押すと、エコ、ノーマル、スポーツ、カスタム、さらにDCC装着車ならコンフォートを選択して、ダンパーの減衰力や電動パワーステアリングの特性を変更できます。
というわけで、約40分の試乗をしてきましたインプレ!
冒頭でも書きましたが、試乗車はDCCパッケージとレザーシートパッケージを装着したハイラインでした。
以前、パサートTDIに試乗したときのインプレにも近いですが、
パサートにTDIが搭載されたので、早速試乗してきました!パワフルで燃費も良いTDIはいいですよ~!…
まず、エンジンを始動すると少しザラザラとしたガラガラというエンジン音が室内に聞こえてきます。ただ、パサートのときと同様に室内はそれほど音は入ってこないのかなという印象です。BMWのX1のディーゼルモデルのほうが音が大きかったかなぁと今は思いますね。
その時に敏腕営業N氏から聞いたのですが、
ということで、少し暖気してからスタートしたほうがいいのですが、まぁ夏だしってことですぐにスタートしました。
このティグアンに搭載されたTDIには湿式7速DSGが搭載されています。つまり、以前のティグアンの湿式6速DSGではなく、ゴルフ7.5Rから搭載された新型湿式7速なのかもしれませんが、同一仕様かは確認忘れちゃいました^^;
7速になった分、全体的に回転が低く抑えられるので燃費には良さそうですよね。
走り出してみると1〜2速だけディーゼルだなーという感じを受けますが、2→3速以降はほとんどディーゼルだということを忘れるぐらいでした。TSIのエンジンと変わらないんじゃないかなという気もしますが、TSIに乗ると正直TSIのほうが静かなんですが、TDI思ったより静かで快適だ!ということです。
ガソリンエンジンよりトルクは増えましたが馬力は変わっていません。最大馬力を発生するのが3500〜4000rpmなのに対して、最大トルクを発生するのは1750〜3000rpmです。トルクが増えるということは、1700kgあるティグアンの重い車体を加速時に引っ張る力が増えたということです。
なので、ガソリンエンジンよりも出足がとても軽い感じがしました。おそらく、加速時にうまく駆動トルクを配分してくれる4MOTIONの恩恵もあるんだと思いますが、これがティグアンの本来の姿なんだ!!と感じました。
坂道での加速力も、アクセルをちょっと入れたときのトルク感もさすがはディーゼルエンジンですね。
N氏が言うには、JC08モードでは17.2km/lとガソリン車より少ししか伸びていませんが、走り方の違いでの細かな部分はJC08モードに反映されないため、おそらくこの数字よりももっと伸びるのではないかということでした。もちろん街乗りではなく高速で安定走行したときだと思いますけどね。
16.4km/lのガソリン車で高速を90km巡航すると、15〜16km/lぐらいの燃費が表示されますので、もしかしたら18~19km/lぐらいは走れる可能性もあります。となると、ガソリン容量は63Lなので、高速メインで乗ったらもしかすると1000km届くかもしれませんね!!!
そして、ツイッターにも試乗レポートがツイートされていました!インスタのティグアン乗りのフォロワーさんもコメントされてましたね。皆さん、やっぱり楽しみにしてたんですね、TDIを。
ティグアンTDIを試乗!
音は思ったより静かだけど、出だしはカラカラと聞こえる!家族のディーゼルと比較すると308が1番静か、C220dより少し気になる感じ…振動は上手く抑えられてる。
パワーシート、DCCのボタンが手前にあるのは羨ましい!
馬力はTSIと一緒で重たいので、もっさり感は気になる(^^;; pic.twitter.com/0mgsAgKSMz— がっとん (@gatton_h) September 2, 2018
さてティグアンTDI。エンジン音が割とうるさいのがパサートとの一番の違いかな。パサートほど遮音が施されていないのか、室内の音響的なものなのか。体感的には1.4TSIと似たようなパワー感。ディーゼルの恩恵は上り坂と高速で活きてくる感じ。踏めば速い。でも、うるさい(笑)。 pic.twitter.com/U1oxoMa3HI
— infinity (@jz_infinity) September 2, 2018
というわけでまとめになりますが、個人的な感想というところも含めて、
2.実燃費もカタログより良さそう!(ただし、高速ね)
3.4MOTIONの安心感はFFにはない!
4.ちょっとお値段が高い!
5.でもこれが本来のティグアン!
とまとめてみました。
今後、TSIのガソリン車のオーダーを減らして、TDIを中心に展開するらしい?という噂もあるようなので、ティグアンでガソリン車を考えている人は、お早めに試乗または注文をしたほうがいいかもしれません!
まずは最寄りのフォルクスワーゲン相模原橋本店で試乗してみてください!(笑)
やっぱりクルマっていいもんですよね!