【レビュー】トゥーランTDIを見て、試乗してきました!

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全国のフォルクスワーゲンファンのみなさま、こんにちは。けんころです。

 

ちょっと前の話ですが、トゥーランTDIを見て試乗してきましたので、いつものようにレビューを書きたいと思います。

 

なぜ、トゥーランを乗りたかったかというと、僕はティグアンTSI(ガソリン)からTDI(クリーンディーゼル)に乗り換えたので、トゥーランのTDIとどう違うのかを試してみたかったのです。

トゥーランとティグアンのTDIの違いというと、

トゥーランTDI:150馬力、34.7kgm、6速DSG、FF、JC08モード19.3km/l、車重1,630kg
ティグアンTDI:150馬力、34.7kgm、7速DSG、4MOTION(4WD)、JC08モード17.2km/l、車重1,730kg
と、細かな違いはあれども、エンジンと駆動系だけ見るとエンジンは一緒なんですよね。馬力もトルクも一緒。
ただ、全長+35mm、全高-5mm、全幅+30mmと、実はそれほどティグアンと差がないにも関わらず、車重が100kgもトゥーランのほうが軽いのです。まぁFFと4MOTIONの違うですよね。その分、JC08モードに2.1km/lの差がでていますので、実際にタンク満タン使い切ると差が出てきそうですね。
また、トゥーランTDIよりも馬力もトルクも上の、FFのTDIはパサートで試乗しましたが、同じTDI乗りとしてはトゥーランのフィーリングがどんなものか気になりますよね。
さて、まずは写真多めでトゥーランTDIから紹介していきましょうー!
というわけでいつものようにどどどんとトゥーランです!
はい、よく走り、よく遊べます。トゥーランTDIです。ほんとTDIはよく走りますよ。
トゥーラもMQBモジュールが採用されてから、フロントマスクのデザインが新しいフォルクスワーゲン顔になったので、シュッとしていていいですよね。国産車のようにスライドドアではないけれど、ファミリーで使える車として、デザイン面では国産車の追従は許しません。
ライトもいいですねぇー。どっちかというとパサートに似ているのかな。もちろんDRLも光りますし、ウインカーもLEDです。あ、ウインカーはティグアンにそっくりですね!
この斜めからの写真、フロントからリアに向かうラインはゴルフをベースに作られているのがよく分かりますが、全高がある分、ボリュームがありますね。でもフロントウインドウは割と寝ているので、ミニバンみたいな角ばった感じはありません。
展示されていた車両は、コンフォートラインだったので装着されていたタイヤは16インチで、タイヤサイズは205/60/16でした。ホイールはシンプルな5本ダブルスポークです。洗いやすそう!ちなみにハイラインになると215/55/17になります。
そして給油口の中にはティグアンと同じ、ディーゼル用の緑の給油口が!あとアドブルーを入れるブルーの口もありますね。ディーゼルが緑なのは日本の規格だそうで、ハイオクは黄色、ガソリンは赤、ディーゼルは緑なんだそうです。ガソリンスタンドに行った際にはぜひチェックしてみてください。
ちなみにアドブルーはだいたい10,000kmで補充が必要になります。フォルクスワーゲン車を新車で買ったときにつけられる「ニューサービスプラス」に加入していると、ワイパーやウォッシャー液、エンジンオイル補充などの消耗品代がパックになっている中にこのアドブルー補充も含まれているそうなので、TDIを購入する際はぜひ加入することをオススメします。
そしてリア周りですね。ゴルフにも似てるし、パサートにも似てるしという感じでしょうか。後ろからも見て分かるように全高、室内高もかなりありますので、荷物がたくさん積めるのはとても便利です。ロードバイクなんかもリアシート倒して、固定できるバーとかつければ、フロントタイヤ外せばそのまま立てて2台載せられれますね。ティグアンだと室内高がちょっぴり足りないので、立てて乗せるにはギリギリアウトかセーフかという感じでした(検証済み)。
そして、展示車両だからか分かりませんが、2.0TDIのエンブレムがしっかりと装着されていました。FFなので4MOTIONバッジはついていません。
そういえば、ティグアンにはついてこなかった2.0TDIエンブレムの件ですが、ようやく各店舗に送られてくることになったそうです。4MOTIONバッジを一度外してからの装着となるため、4MOTIONバッジも新品がついてくるとか。
でも、ここまで来ると逆に2.0TDIがないほうがよかったりして・・・とか思ってるので、僕は実際にディーラーであてがってみてから決めようと思います。まぁ、クリーンディーゼルだぜ!と宣伝するにはつけたほうが良いかもしれませんが、フォルクスワーゲンジャパン様から何かもらってるわけではないので、見た目重視で行こうと思いますww

続いて室内編です!

まずはフロントドアパネルからです。ここの作りはゴルフと似てますね。ドアハンドルの力強さはティグアンよりおとなしめですが、その下の小物スペースはサイズも大きくて使いやすそうです!

ダッシュボード、運転席まわりです。ハンドルはどの車も共通ですね。メーターはデジタルクラスターメーターではなく、通常のアナログメーターでしたが、ナビは最新式のディスカバープロが装着されています。
エアコンパネルやスイッチはほぼほぼ他のフォルクスワーゲンと共通です。シートヒーターはついてないので、ボタンはないですね。
小物入れにはUSBポートが2個と、AUXポート、12Vシガーソケットがあります。これだけあれば充分ですね。
気になったのはカップホルダーの中についている変な紐というか布です。これなんですか?とN氏に聞いたところ、駐車券とかを挟んでおくところらしいですよ!何それ便利じゃない!!なんでティグアンにはないの!!!(・_・;)
助手席の膝下には使いそうで使わないようで使うかもしれないラゲッジネットが。何に使うかな〜。
シートはマイクロフリースシートです。太もも周りの張り出しが大きくないので、乗り降りがしやすそうですね。
運転席・助手席の背中にはシートバックポケットが2個ついています。ちょっとした小物を入れておくには便利そうですよね。SUVのティグアンにはついてないのがなーー。ぜひつけてほしいなー。
僕は運転席に座ることがもっぱらなのであまり使うことはないんですが、このシートアンダートレーも非常に便利です。
先日、妻とドライブに行った際、コンビニで買ったご飯をここにのせて二人でリアシートで食べました。便利でしたよ!カップホルダーもついていますしね!
リアシートの形は珍しいですね!独立した3つのシートになっています。ヘッドレストもちゃんと3つ付いてます。
もう一度フロントのダッシュボードに戻ります。助手席側の正面にはこのように各種メディアの口があります。この位置にあるのは便利そうですねー。ティグアンやゴルフはグローブボックスの中にあるので、ちょっと操作しづらいんですよね。さすがはファミリーで使うことをよく考えてあるトゥーランですね!
もちろん、この下には普通のグローブボックスも備えられています。
2列目のシートを立てた状態でもこのラゲッジスペース!!素晴らしい。ちなみに3列目シートもありますが、写真のようにフラットにしまうこともできますので、このほうが普段遣いは良いかもしれないですね。3列目シートにまで人を座らせて移動することは稀だと思いますし。
ちなみに2列目のシートも倒すと、1857Lもの大容量になります。
ティグアンはただのパネルを紐で吊ってるラゲッジルームカバーですが、トゥーランは、ゴルフヴァリアントやパサートヴァリアントのようにスライディングカバーが装着されていて、ラゲッジルームの下のスペースにキレイに収納できます。これも便利ですねー。
写真のカップホルダーは3列目シート用です。3列目シートを収納しておいて、荷物をたくさん積んでバーベキューにいって、空になった荷室でくつろぐなんてのもステキですね。あー、これはティグアンにも欲しかったけど、つけるところないな(汗)

気になる価格は・・・・

 

ゴルフトゥーランTDIのコンフォートラインにディスカバープロパッケージをつけて、乗り出し4,023,000円となります。

うーむ、なかなかいいお値段ですね。装備も充実するハイラインのほうがオススメですが、そちらにするとさらに価格がアップしますが、それだけの価値はあると思います。

ティグアンもいい車で楽しいんですが、ファミリー、特に小さいお子様がいるご家庭での使い勝手を考えるとトゥーランに軍配があがるでしょう。子供が成長していく過程で、ゴルフトゥーラン → ティグアン → パサート みたいな乗り換えが良いのかもしれません。

 

最後は試乗記!

試乗させてもらったのは、トゥーランTDIのハイラインでした。

 

運転してみてすぐにわかったのが、TDI、いわゆるクリーンディーゼル感がほとんど感じられないということです。

もちろん、アイドリング時にちょっと前方から聞こえるディーゼルのカラカラ音はありますし、走り出しのディーゼル感もありますが、2速以降はほんとにディーゼル?と思うほど静かで、知らない人に、「これガソリンなんだよー」と話したら絶対に騙せると思います(笑)それくらい静かで、、というか、ディーゼルとは感じられないようにうまくできています。

これ、おそらくですが、家族がたくさん乗る車ということも考慮されてわざとこういうふうにしてるんだろうなと思いました。ティグアンはSUVだし、4MOTIONだし、わざとクリーンディーゼル感が分かるようにセッティングされているんじゃないかと思います。

ミッションも同じDSGとはいえ、1速の差がありますが、走り出しの1→2速のドロップ感もガソリン車とほぼ変わらないので、乗ってて乗りやすかったです。この点、ティグアンのほうが1→2→3速のちょっと気持ち悪いドロップ感があるので、トゥーランのほうが自然でスムーズでしたね。

燃費については、試乗程度の距離ではほとんど分かりませんが、長距離を走れば車重の差が効いてくるでしょう。

ティグアンは、割とスムーズな交通の一般道路で15km/l前後、高速に乗れば19〜20km/lぐらい走りますので、トゥーランは高速ならば20km/lは超えてくるでしょうね。

タンクが60Lなので、高速中心に乗れば満タン1000kmはいけるんじゃないかなぁ。とにかくクリーンディーゼル最高です(^o^)

 

これで、フォルクスワーゲンには、パサート、ティグアン、トゥーランとTDIが搭載され、間もなく年明けには待ちに待ったゴルフに2.0Lの同じクリーンディーゼルTDIが搭載されます。

 

日本だとトラックやバスのディーゼル車というイメージが根強くありますが、BMWやメルセデスもクリーンディーゼルを導入していますので、未体験の方はぜひ、各メーカ・・・いや、フォルクスワーゲンのクリーンディーゼルをまずは試してみてほしいと思います。

 

あ、もちろん、試乗や見積もりの相談は、フォルクスワーゲン相模原橋本店の敏腕営業N氏までお願い致します\(^o^)/

 

 

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